株式会社アパマンプラザ 〒064-0809 札幌市中央区南9条西4丁目1-12 お客様駐車場完備
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第二十五の鉄人 | 鳥取県在住 T.T. | |
T.今の経済情勢から思う 私のマンション投資の20年(6) もう一つの収入源 |
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日本は人口減です。特に若い世代の生産年齢人口がそうです。そもそも根本的に、人口が減っていて何故景気が上向くのでしょう。「インフレ」って、私のイメージでは、生産と消費が高回転で回って、量的規模が拡大するからインフレになるんじゃないでしょうか。でも生産も消費も人の数が減れば減りますよね。「もっと造れ!」「もっと使え!」「景気を良くするんだ!」て、言っても人口減っているんだから、数による総生産性は下がるはずです。 生産年齢人口が減りますから一人あたりの生産性を上げなければなりません。今を維持するには。もしくは上げるには。個人の負担は増えます。でも生身の人間です。限界はあるでしょう。でもそれでは企業は生き残れません。生き残るために会社は社員に低賃金でより高い生産を求めます。若者の年収は下がり続けています。 私には二人の子供がいます。上の子は東京で就職して3年。下の子はこの春岡山で社会人一年生スタートしました。「いったいいくら給料をもらっているんだろう」と心配になります。上の子の残業がとても多いようです。帰宅は深夜0時を回るといいます。「お前は商社マンか!?」そう言いたくなります。一応、残業代は支払われているようですが。こうした経済事情が、非正規雇用、曖昧な年棒制、ブラックの発生源になっています。 私たちの時代は好きで残業をしていました。店長になった年は仕事が面白くて359日連続勤務した年もありました。プロモーションのコンペティションで全国1位を獲ったこともあります。やったことが業績につながれば報酬として返ってきました。結果を出せば報いられる。報酬の金額は大きかったし、それが楽しかった。やりがいがあった。不動産も買えた(笑)自分たちが会社を大きくさせているという自負があった。 今の若い世代はいたずらに自分たちの時間を搾取され、でもそれに我慢し耐えなければならない。働いて生活するための給料を得る。生活の糧として仕事をせざるをえない。たしかにそうなんですが、昔はもっと働くということにおいて、会社は自己成長の場であり、給料を生活の糧と考える比率が低かったと思うのです。今は仕事、会社に服従し、縛られているのを感じます。やめられない。食べていかなければならないから。年収が低すぎて結婚もできないような給料。信じられないような少ない金額。勤務時間も長い。自分一人のことで精いっぱい。だから結婚できない。家庭がもてない。子供ができない。結局、単身者世帯増えている。人口減っている。 私は今二人の子供に幸せになってほしいと思っています。親ですから。家庭ももってほしいと思います。子供に、どうお金のことを伝えていくか。自分の経験でなにが話してやれるのか、子供たちが今後訪れる不況、社会の大きな負のスパイラルに巻き込まれない為になにがしてやれるか、ということをいつも考えています。 給料以外のもう一つの収入源が必要なのです。 |