私が独り暮しを始める時、家探しの条件にしたのは、まず第一に立地環境です。
まだどこに入学できるかはっきりとしない状況だったせいもありますが、駅が近ければ間違いはないだろうということで、札幌駅近くを選びました。
でも、駅の近くでも色々とあったのですが、郵便局やスーパーが近くにあり、夜遅く帰っても危ない道を通らずにすむ、それから兄弟が近くに住んでいる、ということも考えて、今の場所を選びました。あと、札幌駅はおしゃれなお店が入っているので、近場で気分転換ができるということも魅力の1つでした。
苦労は色々とありましたが、ここを選んだことで著しく損をしたというものは特にありませんでした。どこを選んでも何かかにか苦労はあるはずで、ただそこで重要なのは、じゃあ同じだけ何か大変なことがあるなら自分はどれを選ぶか、ということだと思います。
私の場合、学生会館を選んだのですが、独り暮らし用のマンションにしなかったのは、その当時自分が家事をいっさいしない生活をしていたからです。いきなり家事に加え自炊・その他をすべてこなすのは正直きついと思われ、親もあまり私が自炊をするのを勧めませんでした。
両親は私に、「独り暮らしをさせるだけでも心配で、勉強するために行かせるんだから、他のことで体力を使って勉強がおろそかになるよりは、自炊は後まわしにして、生活が軌道にのってから練習する方がいい」と言われました。
あとは、お風呂・キッチン・洗濯機が共同なのは不便ですが、1年で慣れました。今は自炊を少しずつなるようになり、部屋の 学生会館特有の造りにはまだ少々不便を感じますが、気に入っています。
もうちょっとして生活スタイルが変わって学生会館で追いつかなくなったら引っ越そうと思います。でもそれまでは食堂やお風呂で友達と過ごせる環境もいいかなと思います。
藤女子 Iさん
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