あまり一般の方の参考にはならないかもしれませんが、私が自宅のマンションを購入した時の事を書いてみようと思います。
私が自宅のマンションを購入したのは、25歳の時でした。その当時の私は、新築の分譲マンションのデベロッパーに勤めており、首都圏に勤務していました。そして、転勤で札幌に戻ることになり(もともと高校を卒業するまで札幌で育ちました。)、購入を検討する事にしたのです。実家はその当時、賃貸の公営住宅で、私が札幌に戻ると家賃があがるとの事で、いずれにしても引越しを検討していました。
通常、マンションを購入する方が重視するのは、立地・価格・間取りの3つが大きな柱になると思います。私の場合、立地は、たまたま自社で分譲していたマンションが、母親の勤務先に近く、弟が近くに住んでいたからです。私自身は、札幌市内でもその近辺は、地理的にあまり知りませんでしたが、地下鉄の駅から遠くなければいいという感じでした。次に価格ですが、社員価格で若干の値引きはありましたが約2,500万円で、首都圏でマンションを販売していた私にとっては、札幌は安いなぁぐらいの感じでした。間取りは、母親と2人だったので3LDKにしました。ずっと、同じマンションに住むとは考えていなかったので、将来的に広い間取りを考えればいいと思っていました。マンションの仕様については、自分で販売しているマンションのシリーズの物だったので、特に気にしませんでした。
住宅といえば、一生に一度か二度の大きな買い物だと思いますが、私はその決断を5分ぐらいで決めてしまいました。しかし、今の家には、特に不満もなく満足しています。私が思うのは、住宅が購入できるタイミングというのは、そう何度もある訳ではなく、購入が可能な時に購入しないと家を持つ事はできないのかなと思います。住宅は、やはり縁ものであると思います。
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