部屋探し体験談

「札幌賃貸マンション部屋探し体験談」

北海道大学生 さん

私は大学進学とともに札幌での一人暮らしがスタートしました。

 部屋探しは一月ごろで、ちょうどその頃にある不動産会社が札幌部屋探しフェアのような大きな催しを開いていたので参加したのですが、お客さんの数がとても多く、待ち時間 が長く、やっと順番がまわってきても簡単な話をしたあと私の希望地であった麻生の支店へと送ってくれただけでそこのお店へ初めから行くのと何ら変わりはありませんでした。

 しかし私のように地方出身で、そこの土地感が全く無い人には良いのかもしれません。

 ところで私のへ家探しのポイントは地下鉄の駅に近いこと、二階以上である事、バス・トイレが別であること、などでした。

 こんな風に絞り込んだ中で4、5件紹介して頂きました。

 私が部屋探しをした季節が一月だったこともあり、階段の外についているところは雪が積もり氷になっていて、それだけでNGでした。

 また玄関前の除雪のされていないところは雰囲気が暗く見え嫌な感じがしました。

 一日のうちに4、5件続けて見せていただいたのですが、正直なところ何件も見ているうちにどこがどうだったかごちゃごちゃになってしまい、訳が分からなくなってしまいまし た。

 お店に戻り、間取りなどを見せてもらい、あそこはどう?など聞かれても、もう覚えていない…。という感じでした。

 そこで私が思ったのは、一つ一つ見せてもらった部屋をデジカメや携帯のカメラにでも写し後で思い出せるようにしたらいいな、ということです。

 そのときの私はそんなことを思いつきもできずに時間も限られていて、一番最後に見せていただいた一番きれいだったところに決めました。

 そこは、駅まで十分、二階、バス・トイレ別でベランダもあり家賃も理想的で良かったのですが、1Kで狭かったのと収納がほとんど無いのが難点でした。

 収納というのは友人の中には季節の過ぎた洋服は実家に送り返している、という人もおり大切なポイントだと思います。

またそんな私の部屋はとても湿度が高く、ちょっと料理をしただけで窓が曇ってしまい壁もかびやすかったのが大変でした。
 湿度は階があがるごとに減っていくと聞くので、同じアパートでも階が上の人はそんなに大変でもなかったのかもしれませんが、湿度の問題というのは建物の構造上で発生する ものなのでしょうか。もう少し改善してほしい点でした。

 私のアパートは壁が厚く隣の音がほとんど聞こえない、というところはよかったです。全体的にとても静かで落ち着けました。

 友人の部屋では隣人の話し声から朝の目覚ましの音楽まで聞こえるという、ところもあったので、隣人が知り合いというならまだしも、どんな人が住んでいるかよく分からない この辺では嫌だなと思います。

 一人暮らしにはさまざまなポイントがありますが、やはり住めば都、という言葉もありますように、本人が暮らして住みやすいのが一番だと思います。