賃貸マンションの退去立会い
3月も月末近くなると本当に猫の手も借りたいくらい忙しくなってきます。
お部屋探しのお客様も多いですが、退去の引っ越しも非常に多く特に月末に
集中します。
今日は退去の立ち合いを3件行いました。
比較的きれいに使ってくれたようであまり内装工事をしなくて済むようです。
昨日、立ち会ったお客様は6年くらい住んで子供が2人いたこともあり、
壁・天井などの張り替えや畳の表替え、襖に穴などありましたので内装工事の見積もり
が必要となりました。入居していた本人も敷金では収まらない、いったい工事費にい
くらかかるか心配顔でした。
入居していて自然に汚れるものもあれば、不注意で汚したり傷つけたりと簡単には
いきません。そこで大切なのが敷金です。実に便利な制度を昔の人は考えました。
2DKタイプの多少広い物件などはリフォーム費用は敷金1ヶ月ぐらいあっていても
それでは収まりません。貸主も借主も落とし所がどこになるのか分かりませんが
退去立ち合いの仲介人として一言、「私が決めれるものではありませんが、
敷金で何とか収めるように所有者に言ってみましょう」とやると以外とうまくいくことが
多いのです。
私も立ち会いの際、敷金でうまく納得していただいています。
しかし、最近の賃貸募集を見ますと敷金なしで募集しているところを見かけます。
せっかくの敷金と言う合理的な「潤滑油・クッション」を外すのはもったいないと思います。