マンション投資 第28の鉄人(3)
全国的に暑い日が続いているようですが、札幌の最高気温は28度のようです。
中島公園では観光客を多く見かけます。
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「安定・堅実な投資を始めたい、でも出来ないあなたへ」 (3)
神奈川県在住 結喜たろう (一級建築士)
そんな矢先のある日、打ち合わせの帰りにふっと本屋で立ち読みしたのが、
当時ベストセラーとなっていた『金持ち父さん、貧乏父さん』という本です。
その中に書かれていた「ラットレースから抜け出せない貧乏父さん」の話しを読んだとき
「これ・・・自分じゃないの?」と、しばらく口をポカーンと開けて唖然としちゃいました。
頭をガツンと叩かれたようなショックです。
当時のメモ帳にはこんなことが書かれていました。
狭い世界に生きて来たから分からなかった。
でも、資本主義という大きな枠組みで見たとき、今の自分には、もう少し違う道が
あるのではないだろうか・・・。
建築は確かに総合芸術であり、人間生活に欠かせない文化の1つ。自分はそういうものを
創り出したいと願ってこの道に足を踏み入れ、それを誇りにして来たつもり。
しかし、建築が持つもう1つの顔、英語でいうReal Estate、真の財産という側面からすれば、
何のことはない、自分は情熱を利用され、労働対価に見合わない報酬で、いいように
搾取される哀れな労働者にすぎない。
その厳しい現実を嫌というほど突きつけられた。
かなり悲観的な内容ですが、このとき感じた素直な気持ちです。
ところで、これって、わたくしだけのことではないと思います。多かれ少なかれ、誰にでも
あることだと思います。おそらく読まれたあなた自身もどこか、人事ではない何かを
感じたのではないでしょうか?だからといって、時代錯誤に打倒ブルジョアジーなんて
叫ぶのは馬鹿げています。何の問題解決にもなりません。
わたしは、このとき、頭の中がコロっと転覆しました。
「こりゃ、いかん」と思ったのです。資産形成をしっかりと行わなければならないと考え、
かなり無鉄砲でしたが、『金持ち父さん』の真似をして不動産投資を行おうと決心しました。
そこから、わたくしの無謀な挑戦が始まることになります。
このときは、自分は建築設計の専門家だから、不動産投資も長けているだろうと、
まだ勘違いしていたのですが、とにかく最初の難関はお金でした。
不動産投資には結構なお金が必要です。
首都圏の場合、区分所有マンション一戸買うのにも最低500~1,000万円は必要でしょう。
当時の私に手持ちのお金は200万円弱しかありません。そこから一体どうスタートさせれば
良いのか?
どうすれば資金を調達できるか???
最終的に、100万円程度から投資開始できる札幌市内に目をつけたわけですが、
そのあたりの経緯や、2,000万円というお金を10年の固定金利1%で調達できたやり方
なども、次回にお話したいと思います。
結喜たろう
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都市計画・建築設計などのデザイン系事務所、不動産事業などを経て、
株式会社山幸投資事業部を設立。現在、空間建築などのデザイン業務のかたわら、
不動産、株式、先物、FXを利用した投資事業を行っている。
著書に『FXで究極の海外投資』(パンローリング)がある。
東京都立大学大学院工学研究科修了。一級建築士。
弊社サイト:究極の投資ツール
http://portstudio.jp/
連載ブログ:スワップ派のためのFXポートフォリオ2
http://portstudio.blog136.fc2.com/
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