マンション管理組合
ゴールデンウィークも近くなり、ゆっくり何をしようか考えたいんのだが、そのようなことは
考える余裕が全くないほど忙しい。会社の仕事もそうだがマンション管理組合の役員会や
裁判などで連日忙しい。
一昨日は札幌市北区Sマンションの管理組合の裁判が札幌地方裁判所で午後3時30分から
行われた。管理費等の問題に関して行われているが、前回あたりからマンション管理
適正化法の話が出てきた。適正化法に何しては弁護士より私の方が詳しいようだ。
マンション管理適正化法は平成13年8月1日に施行された法律で比較的新しい。
マンション管理適正化法の関係が裁判の争点なれば私の出番も多くなってくるようだ。
昨日はカサウィスタリア管理組合法人の理事会が行われた。予定では午後6時から8時までの
2時間だったが、監事も交えて10人くらいで激しい議論のバトルが繰り広げられた。
結局終わったのは30分オーバーの8時30分でした。
明日はシャンボール札幌の管理組合理事会が開催される。はっきり言って管理組合役員の
仕事より不動産業の方がよっぽど楽しい。あちこちの管理組合役員をやっているが減らして
いきたい。
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マンション投資第二十二の鉄人 Ⅶ
マンション投資第二十二の鉄人 東北地方在住 瀬谷 潤
お金の世界の鉄の法則~儲かっている人がいるということは、その裏で必ず損をしている
人がいる。Ⅱ
例えば、毎月の管理(この場合の管理とは家賃の管理等、いわゆる大家としての管理です)
は不動産業者に任せて、管理業務委託料を支払い、毎月儲けていただく。
入退去の際、必ず発生する内装に関しては、内装屋さんに対し、リフォーム代などは値切らず
に、気持ちよく支払う。
もっともリフォーム代など、専門家にしかよくわからないものは、値切ればその分必ず素人
にはわからないところで手を抜かれますし、次には値切られる分も上乗せして、見積もられる
ことは明らかです。
最悪は業者に支払う際、送金手数料を差し引いて支払うことです。
相手も振り込まれた口座に、請求金額より例えば630円少なく振り込まれれば、「チェッ!
振込手数料をけちりやがって」と思わず心の中で舌打ちすることでしょう。
やはり、受け取る側にとって、請求金額がぴたりと振り込まれた方が気持ち良いに決まって
います。
振り込む際の送金手数料630円を差し引いて、その630円でビールを買って飲んでもおいしい
でしょうか?
それなら相手が通帳を確認する時の笑顔をイメージして、気持ちよく請求金額はきちんと
送金し、送金手数料630円は「支払手数料」という必要経費に計上し、振替伝票と現金
出納帳に記帳した後でビールを飲んだ方がよほどおいしいと思います。
もちろん、きちんと支払うとは、期間を空けずに速やかに支払うということも意味しています。
やはり、請求したにも関わらず、中々入金されないということは、請求をした相手側に、相当な
ストレスを与えるものだからです。
不動産投資をしていると、不動産業者さんだけでなく、内装屋さんや設備屋さん。鍵屋さん。
建築業者さんや塗装屋さんなど、たくさんの人たちと付き合うようになります。(特に一棟物の
アパートでは、除雪業者や灯油の販売業者も加わり、付き合う業者は多岐に渡ります)
これら不動産投資における関係者とは、投資家にとって、自分自身に利益を与えてくれる
「恩人」なんです。その恩人に対し、心配やストレスなどかけてはいけないんです。
感謝の気持をもって接っしていれば、やたらに値切ったり、振り込む際、送金手数料を差し
引いたり、意味もなく送金を遅らせたり、などということはしなくなると思います。
こういう人たちが「又付き合いたい」、と思えるような良好な関係を築くことで、投資した
マンションやアパートが陽のオーラで包まれることにより、円滑な不動産経営に繋がると
信じています。
人を損させて儲けていくのは、商売でも何でもありません。
商売とは、人を儲けさせながら(喜ばせながら)、尚自身も儲けていくものだと思います。
入居者の方には、利便性の高い、安全で快適な居住空間を提供し、喜んで住んでいただく
その対価として家賃をいただく。
このように、数ある投資や投機の中で、唯一不動産投資だけは、関わっているすべての人を
喜ばせ(儲けさせ)ながら、自分自身も尚利益を上げていくことが可能であるのは、「不動産
投資」というものが「不動産賃貸業」という商売だからです。
ぼくはこのような考え方で、20年以上も不動産投資を実践しているのですが、皆さんは
どのようにお考えになるのでしょうか?
著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』 マイブックル
『住宅ローン破綻 競売があなたを救う~実践者が語る最後の解決策』 早稲田出版
オフィシャルブログ 『瀬谷流プチ不動産投資日記』