マンション投資の鉄人つつき
札幌の天候は曇り時々雨、昨日から雨が降って雪もだいぶ解けました。
今月に入ってマンションを4戸購入しました。西区琴似、中央区大通、西11丁目。
賃貸中の物件が2戸、空室2戸。
2月3月は賃貸の移動時期ですのでサッサとリフォームして賃貸を募集しなければなりません。
空室には家具・家電を設置しようと考えています。 スタンバイできましたらブログでご紹介
させていただきます。
お勧め賃貸マンション 新品の家具・家電が設置されています。
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マンション投資第二十二の鉄人 Ⅵ (4)
マンション投資第二十二の鉄人 東北地方在住 瀬谷 潤
前回ぼくは、お金を働かせるノウハウを持ち、そのためのシステムを構築し、実践して
いかなければ、お金持ちへの道のりは遠いと書きましたが、いくら頭でその理屈を理解
していていたとしても、肝心のそのシステムを構築するための資金がなくてはどうすることも
できない。これが現実です。
「貯蓄だけでは、お金持ちになれない」という前回の話とは矛盾するかもしれませんが、
どんなに辛くても、コツコツと歯をくいしばり、100万円というタネ銭を貯めることから始め
ないと、物事は一歩も進まないものです。
「もう少し、給料が増えれば貯金ができるのに・・・・・」
今まで、何度この言葉を耳にしてきたことでしょうか。
はっきりと言わせていただきます。
今、貯蓄のできない人は、いくら収入が増えても、やっぱり貯蓄はできません。
なぜなら、給料から先ず貯蓄分を天引きし、「残ったお金で生活をやりくりする」、という習慣が
身に付いていないからです。
こういう人は20万の給料が30万になったとしても、30万の生活をするようになるだけで、
やっぱりお金は貯まりません。
お金を貯めることができる人は、20万円の収入なら、その2割の4万円を貯蓄し、残った
16万円で生活するという習慣が身に付いています。
それではこの人が30万円の収入になったら、14万円を貯蓄できるようになるのかというと、
決してそんなことはなく、30万円の2割である6万円を貯蓄して、残った24万円で生活する
ようになります。
なぜなら、収入というものは、増えれば増えるほど、出費も又増えてしまうものだからです。
要は収入の2割を貯蓄する習慣さえ身に付いていれば、確実にお金は貯まっていくものです。
2割が無理なら1割でも構いません。
いくら収入があっても、「入ってきたお金をすべて使ってしまう」、ということは、「余裕がない」と
いうことと同意語です。
1割が無理なら毎月1万円でも良いと思います。
ぼくも最初に始めた天引きによる積立預金は、毎月2万円でした。
仮に、毎月2万円を積み立てたとしても、1年で24万円にしかならないのですから(100万円を
貯めるまでは、利息のことなど一切考える必要はありません)、「マンションの窓代にもならない
のではないか」という気持ちになるのも分からなくはないのですが、この一歩を踏み出せるか
どうかで、10年後20年後には雲泥の差となって現れてしまうものです。
貯蓄のできないことを性格のせいにする人もいるかもしれません。
ぼくも貯蓄は苦手な性格です。
でも大丈夫。習慣は性格の10倍の力を持つといいます。
要は、貯蓄をする習慣さえ身に付けてしまえば、自然とお金は貯まっていくものです。
実際に100万円というお金を手にすれば、誰もが多かれ少なかれ「お金の世界」を意識
しだすはずです。
間違っても、ここから一万円札一枚抜いて、飲みに行こうとは考えないものす。
確かに今の時代、100万円というお金は決して大きな額ではありません。しかし安直に貯める
ことのできない額であることも又事実です。
先ずは自分の月収分を目標に貯蓄を始めましょう。
月収分が貯まる頃には楽しみも増えて、無理なくお金を貯める習慣が身に付きだすはずです。
30年ほど前、初めて天引き預金を始めるために手続を終えた銀行から帰り道、ぼくの頭の
中では、なぜか水前寺清子の『三百六十五歩のマーチ』のメロディーが繰り返し流れていた
のを今でもはっきりと覚えています。
「千里の道も一歩から。始まることを信じよう」 貯蓄も投資も、この言葉を信じ、じっくりと腰を
据えて始めるしかないものだと思います。
著書紹介
『住宅ローン地獄からの生還』 マイブックル
『住宅ローン破綻 競売があなたを救う~実践者が語る最後の解決策』 早稲田出版
オフィシャルブログ 『瀬谷流プチ不動産投資日記』