大学受験シーズン / 投資の鉄人 Ⅵ (3)
札幌の天気は曇りのち雪。
本日から札幌雪祭りが中央区の『大通会場』と東区の『つどーむ』で開催されています。
2月に入ると市内の大学・短期大学の受験が一斉に始まります。
今日は札幌市西岡にある札幌大学で入学試験がありました。
我々の頃と比較すると、少子化の影響か受験生の数もだいぶ減っているようです。
朝早くから古谷さんとチラシ配りをした後、マック・ハンバーガーでコーヒーブレイク。
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マンション投資第二十二の鉄人 Ⅵ (3)
マンション投資第二十二の鉄人 東北地方在住 瀬谷 潤
たかが100万円。されど100万円~100万円はお金の世界に入るための「入場料」
日本人は、ほとんどの人が自分のことを「中流」だと思っているそうですが、果たしてそうで
しょうか?
ぼくは、この国には一部の「富裕層」を除いて、ほとんどの人は毎日ギリギリの生活を
しながら、やっと生計を立てている「貧困層」だと思っています。
その根拠として、仮に一ヶ月間、まったく働かなくても大丈夫だという人が、一体どの位いる
でしょうか?
給料日になると銀行のATMに長蛇の列ができるということは、それだけ皆ギリギリで
生活している、ということを物語っているような気がします。
一ヶ月間、無収入だったとしたら、ローンの支払やら何やらで、たちまち行き詰ってしまう人は
案外多いと思います。
ですから貯蓄という蓄えは絶対に必要です。
どんなに少なくても月収分。やはり当面の目標は100万円でしょう。
とりあえず100万円の蓄えがあれば、病気になっても、万一身内に不幸があっても、当座の
お金はしのげるものだと思うからです。
ニュースなどで、一世帯あたりの平均貯蓄額が一千万を越えていると聞けば、我が身の
所帯の貯蓄額の低さに嘆いてしまう人も多いことでしょうが、これはある意味数字の
マジックで、一部の富裕層世帯が一世帯あたりの平均貯蓄額を押し上げているに過ぎません。
現実的には、日本人の世帯平均貯蓄額は500万円程度ではないでしょうか。
ところが現在、貯蓄なしという世帯がどんどん増えていると聞きます。
富める人は益々富み、貧しい人は益々貧しくなる。
格差社会は確実に進んでいるものと考えて間違いないでしょう。
それならば、どうすればお金って貯まるものでしょうか?
この問いに対し、ぼくなら「使わないこと」と答えます。
そんな分かりきったような答えでは、あんまりだろうとおっしゃるなら
「無駄なお金は使わずに、生きたお金を使うこと」
つまり「生き金を使い、死に金は使わない」
こういう答えなら、少しは共感を得られるでしょうか?
お金を貯めることができる人には、ある共通点があるような気がします。
そもそもお金を貯めることができる人は、お金というものがとても寂しがり屋で、甘えん坊で、
そして臆病だという、本来お金が持っている性質をよく知っているということです。
だから、お金を貯めることができる人は、お金をとても大切にします。
言い換えれば、お金に感謝し、そして大切に使います。
財布の中身が乱雑で、一体いくら位の金額が入っているのかを把握していなかったり。
買い物をした際にも、レシートはすぐに捨ててしまい、今日どの位のお金を使ったのかも
分からない。というか分かろうともしない人には、お金の方から愛想をつかせて(?)離れて
いってしまうでしょう。
お金には、もうひとつの性質があります。
それは、「群れたがる」ということです。
0から100万円を貯めるのと、100万円から300万円を貯めるのとどちらが大変かというと、
これはもう圧倒的に0から100万円を貯める方が大変です。
お金はある程度貯まり始めると、貯まる速さに加速度がついていくものだからです。
少しずつでも、通帳の残高が増えていくというのは楽しみでもあります。ある程度お金が
通帳に貯まってくれば、使いたいという気持ちより、もっと増やしたいという気持ちになるのも
自然な感情かと思います。
「投資の世界」を「お金の世界」と言い換えるなら、お金の世界に入るためには、最低限
100万円は絶対に必要です。
少しきつい言い方をさせてもらいますが、100万円すら貯めることができない人に、投資を
考える資格はありません。
ぼく自身、想い起こせば、とにかく積み立て預金を始めた当初は、何だか一万円札一枚一枚が
バラバラで、何ともやるせない気持ちでした。
そんな中でも、自分の月給分が貯まった頃には少しずつ自信が付き始め、100万円に
到達した頃には、「株でも買おうか?」「もう少し貯めれば、中古のマンションの頭金くらいには
なるんじゃないか?」「夢はでっかく、一千万円を目指してみようか?」
実際に一万円札100枚という塊を手にしてみると、今まで考えもしなかったお金の世界を
意識している自分に気付きました。
だから100万円は、「お金の世界に入るための入場料」なんです。
つづく・・・・・・・