札幌市豊平区Pマンション管理組合総会
札幌はここ3~4日、12月にしては温暖な日が続く。路面の雪もだいぶ解け活動しやすく
なった。昨日、午後6時から豊平区豊平川沿いにある(仮称)Pマンション管理組合総会が
行われた。このマンションはこれからバブル経済が本格化しようとする平成元年に購入した。
Pマンション総会
私が所有した部屋は10階建ての最上階で2LDK 60㎡、バルコニーからはススキノ辺り
を一望でき、遠くに藻岩山・手稲山を望み豊平川も見渡せる眺望・景観のよい部屋で将来
自分が住もうと考えていた。
購入するきっかけは、このマンションを購入する半年前に札幌市内の高級住宅地にある
実業家Kさんの邸宅を売買仲介したことから始まる。札幌市内を一望できる住宅を医者に
売り、気をよくしたKさんは、室内にあった書画骨董の中の古びた雪舟の山水画(掛軸)を
40~50万円を出して修復すればよくなると言い、私に山水画をいらないかと言い出した。
当時絵画など興味なかった私は、特にほしいとも言わなかった(今思うと貰っておけば
良かった)。
それから2~3ヶ月が経ち、今度は豊平川沿いのPマンションを売るので仲介してほしいと
連絡いただいた。
豊平川
賃貸中のマンションは、私の会社からも近く管理状態もマズマズで価格が安かったので
ローンを組んで私が買うことにした。Kさんとは年齢の差はあったが、なんとなく気が合った。
若い頃には苦労したようで昔話も聞かされた。
それから暫くして今度は合わせたい人がいるのでKさんの超高級マンションに来てほしい
という。相手はKさんのお嬢さんだった。私は独身だったが、当時お付き合いしている女性が
いたのでこの話は縁がなかった。
その後もKさんとは縁があり、超高級マンションの売却の相談も受けた。
思い出話はこれくらいにしてPマンションは今月、火災に遭った。私が所有する部屋ではないが
火元の1戸が全焼した。
他の部屋に火は移らず1戸だけで、たいした怪我人もなく運が良かったのかもしれない。
消防車の放水で水浸しになった部屋も数戸あったが、鉄筋コンクリート製の建物は火に
強いことが改めて分かった。
管理組合の総会は、20名程の出席で一通りの議題が終り、火事後の修繕計画や非常
階段、火災報知機、エレベーター(2~3日動かなかった)等の安全確認など質問・意見
が混乱していた。
これを機にマンションの火災保険加入について考えた。
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