ラテン音楽 ライブ
昨日は、札幌狸小路にあるキューバンパブ「ハバナ」でキューバ人トランペッター「ルイス・パジェ」バンドのラテン音楽のライブを聴いた。
以前はクラシック音楽を札幌kitraで聴いたが、最近は専らラテン音楽。クラシック音楽と違い身なりも適当で聞いているときも席を立ったり自由気ままなのが良い。リラックスできてストレス解消になる。
札幌狸小路から近いオススメ物件 札幌第一パークハイツ
第9の鉄人 神奈川県厚木市在住 S.M.(不動産コンサルタント)
日常感覚より悪い?日本経済の病状。:どう生きるかは皆さんの課題。
円が高くなったと思ったらまた円安基調に戻ってしまいました。金利差が原因では仕方がないのですが、どうも日本経済に力が足りないようです。
しかし、日本のゼロ金利というのはとても興味深いものです。自動車業界は史上最高益を享受し、都銀もほぼ復活をとげました。元々は銀行救済の為と言われた低金利、いったい現在誰の為なのでしょう。
どうしても物事というのは自分が身を置く業種の状況で見てしまうのはやむを得ないのですが、日本経済がゼロ金利でかろうじて延命できているという実感は自動車業界にいる私にはまるで有りません。正直、勝ち組のプラスを相殺してもゼロ金利を解除できないほどのマイナスというのがまるで見えて来ないのです。
60歳を過ぎて廃業する自営業の知人も最近増えていますので、おそらく競争力が無く利益の出ていない中小企業というのがまだたくさん有るでしょう。
しかし、弱者の為に生じた円安で輸出企業という強者が為替差益を得るというのもまた奇妙な話です。勝ち組にはこういう運までついて来るのです。
ただ、冷静に1ポンド210円を超える現在の為替が日本経済の実力と思うとちょっとぞっとします。既に1ポンド200円という日常実感より円は安いのです。私は、過去10年のように為替は循環すると当然のようの考えていたのですが、円に関してはいよいよそういう時代が終わりつつあるのかもしれません。
先日貿易外収支の話題が有ったので誰がリスク資産を主に所有しているのか調べたらちょっと意外な事がわかりました。当然と言えばその通りなのですが、日本におけるリスク資産の保有者は高齢の富裕層だそうです。日本では富裕層が高齢者に偏っているのは有名な話ですが、富裕層はリスク資産が持てるリスク管理能力が有るという事です。
不動産はリスク資産です。これを安全だと言う人は嘘つきです。高い利回りを狙うからには、常に危険が伴います、危険が伴うから高い利回りなのです。何度も言いますが、人生の終り近くで全資産をリスク資産にしてはいけません。なぜならば、万が一の時に精神的にも時間的にももうリカバリーできないからです。
しかし、若者は逆です、挑戦しなければ大きな成果を手にする事はできません。細い人生の後半で悪あがきをする人の例はこれまでお話してきたように枚挙に暇がありませんが、後の祭りです。
新車の3台に1台は軽という記事を見て10年前階層社会の到来で道路は小さな車しか無くなるだろうと言ったのを思い出しました。10年前まだほとんどの日本人は階層社会というものを知りませんでした。では、次の10年日本社会はどうなるのでしょう。
10年後のビジュアル イメージは私の頭の中に有ります。それは、荒廃した公共施設であり、薄汚れた郊外の住宅地です。もはや、公の社会資本も個人の住宅もメンテナンス費用さえ捻出できなくなるでしょう。おそらく、フォートリス シティとまでは行かないまでも富裕層はかたまり高級住宅地はより選別された地域のみとなるでしょう。もちろんホームレスが河川敷や公園に溢れるのは従来から言ってきた通りです。
近代の日本史を調べればすぐにわかりますが、日本人の基本姿勢はなるようになるです。そして、なるようになった結果が前の戦争です。
正直、20代30代の人がどうやって人生を渡って行けば良いのかトータルで考えた事が無いのでわかりません。ただ、速やかに資産を築いて置かないと自由度はどんどん減って行くのは間違いありません。
とにかく、皆さんはひじょうに難しい社会に生きているという事は自覚した方が良いでしょう。そして、どう生きるかは皆さんの課題ですね。