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中島公園周辺の高層マンション

中島公園周辺でも新築の高層賃貸マンションが建設されている。

アパマンプラザの北側で30階建て以上の2棟のタワーマンションが今年の11月と来年2月に竣工する。

其々400戸と200戸のマンションで今からモデルルームを公開して賃借人を募集している。私も日曜日に覗いて見た。まだそれほど申し込みが入ってないようだが、建物の大きさに圧倒される。

 

室内を見て思ったのは、やはり分譲タイプのマンションの方が設備等が高級な感じで細かいところにも注意を払っているようだ。賃貸マンションは投資に対する収益率を中心に考えて設計施工しているようだ。

完成するとまた雰囲気が変わっていくと思うが。

 

この感じだとアパマンプラザの管理物件でも対抗できると感じた。

中島公園界隈に限らず、空地の有効活用で今後立地条件の良い所で建設されるだろうから、投資マンション所有者は、自分のマンションの競争力を高めていかなければ取り残されるであろう。

 


 


 『たかが部屋貸し、されど部屋貸し、究極の部屋貸し』 ③

 

定期借家法は短期賃貸借契約に限らず長期でもできます。例えば所有者が転勤になり3年間貸して、再度転勤で戻ってくる可能性がある場合は3年経ったら退去してもらうように契約するのも可能です。

定期借家法ができる前の賃借人に退去してもらう『正当の理由』が要らなくなったのです。

 

しかし、今のところ短期契約で功を奏しているようです。

わかりやすく言うと、昔はスーパーマーケットの食品売り場でキャベツが1個300円で売られていました。5人家族でしたら丁度良いかもしれませんが、1人住いの人は1個もいりません。食べたいキャベツを買うのをやめようと考えてしまうでしょう。

しかし最近は、キャベツも4分の1カットや半分で売られています。

さらに最初から千切りにして売っているところもあります。

 

このように消費者のニーズに合わせて商売しているわけです。1個より割高になるかもしれませんが、買う方は自分の必要な分だけ買い、必要以上の量を買って腐らせてしまう心配は要らないのです。

近年はこのようにお客様のニーズに合わせて商売を色々な方面でやっているのです。

近い将来、不動産業者や大家さんの間でも3ヶ月・半年のニーズに合わせて賃貸業をするのがあたりまえの時代がやってくるでしょう。

それを知らないで昔ながらのアパート経営をしていると置いて行かれてしまいます。

 


 

 

2コメント “中島公園周辺の高層マンション”

  • たひら:

    ううん!!!(深くうなずく笑)
    まず、この定期借家法を知らない方が多いのではないでしょうか?
    一般に「3ヶ月」なんていうと、オーナーさんは「そんなぁ~」って思ってしまうのではないでしょうか?私だけなのかな?
    でもキャベツの例で理解できますね。確かに食べてもらえず(使ってもらえず)「腐った」状態の部屋は多いのではないでしょうか?
    家賃がはいってこないどころか、空室が長引いて人が使わないと部屋や設備機器が傷んで修繕にお金がかかると営業の佐藤さんに聞きました。(そういえば私も大学店舗をやってたとき、夏休み閉めていて新学期に開ける直前に丸一日かけてテストランすると厨房、内装機器で不具合が発生し修理にとんでもなくお金がかかりました涙)

  • たひら:

    飲食店でいう、ピークの客席回転率を上げるのと似ているのかも知れません。多くのお客様に接していらっしゃるから、いろんな顧客ニーズを察知されこのようなすばらしい発想になるんですね。
    実際にアクチャルとして短期契約は多いのでしょうか。また、仮に「その部屋の5年間の収益」ということで見た場合、2~3年で2回お客様が入れ替わるのと、短期間で何回もお客様が入れ替わるのとTotalの空室期間はどっちが短くてすむのか。短期の方が家賃が高い分メリットがあるのかなぁ。なんかそんなことを延々と考えてしまいます笑。

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