『たかが部屋貸し、されど部屋貸し、究極の部屋貸し』
最近私は、アパマンプラザで賃貸募集している空室を見て廻っている。
会社に近い中島公園周辺の物件を20戸以上見たが、4・5件を除いて、ほとんどの物件がリフォームとか設備を充実させる必要がある。このまま募集していてもそう簡単には賃貸の申し込みはないだろう。
とりあえず、改善する必要がある物件の各オーナーに対して室内写真やどのようにしたら賃貸の申し込みが入りやすくなるか説明書を送った。
賃貸経営を考える場合、最初に貸室とはどのような物で、どのような人がどのようにして借りてくれるか理解しなければならない。
貸し手市場のときは空いた部屋の広告を出すか不動産屋に頼めばなんとかなったが、現在のように供給過剰になってくればそうもいかない。
我国の賃貸住宅の歴史は江戸時代の江戸や大阪の庶民の大半は賃貸住宅を住いとしていたようです。時代劇に三軒長屋など出てきます。時代とともに賃貸住宅も進化して来ました。
現在の貸室にはどのようなものがあるか。
①賃貸アパート
②賃貸マンション
③寮・社宅
④下宿
⑤ホテル
⑥旅館
⑦ウィークリーマンション
⑧マンスリーマンション
⑨病院
⑩老人ホーム
⑪民宿
他にもあるでしょうが少なくともこれだけはあります。これらは目的・用途によって借り手が変わります。
上記の①~⑪の中で料金を高く貸しているのは⑤ホテルか⑥旅館でしょう。
ナゼこの二つが高く貸せるいのか検討してみる必要があります。
やはりサービスの違いでしょう。鞄1つで宿泊でき中には食事もついてます。期間は1泊~短期間が多いでしょう。短期間の客をもてなすためのノウハウがあるでしょう。旅館やホテルは、観光地や都心に多くあります。
上記の③寮・社宅や④下宿、⑨病院、⑩老人ホーム、⑪民宿は我々の投資マンションとは競合しませんので省略します。
この続きは次回で