福島の人間として

平成23年3月20日(日)

 皆様こんばんわ。福島県出身の営業、草野でございます。

 まず、いつものご挨拶を申し上げる前に、今回の東北・関東大震災の件で暖かいお声をかけていただきました皆様へ心より御礼申し上げます。皆様のお言葉、メールでどれだけ不安な心が払拭されたことか・・・本当にありがとうございました。

 私の実家のある福島県田村市は津波の影響はなかったものの、現在放射能の危険にさらされております。私の実家は原発から西方35キロの地点にあり、限界線ぎりぎりではありますが自宅にて籠城しているのが現状です。幸い食料、燃料は充分備えがありあと二ヶ月は耐え凌げるそうです。水道も異常なく、電気も使用できるので少しだけホッとしています。

 しかし、今回津波、原発の被害を受けている相馬は私の父方の故郷でもあるので遠い親族が大勢いるところです。特に久ノ浜という場所はなじみが深いのですが今回の津波で壊滅してしまいました。しかし、私の父もそうですが、決して諦めはしません。福島の人間は実直で、簡単にはネをあげません。たとえどんなに打ちのめされてもまた復活します。起きてしまったことは取り返し付きませんが、これから復興することは出来ます。今は何もすることは出来ませんが、出来ることを一つずつ、積み上げていきたいと思います。決して福島・宮城・岩手はこの震災に負けません。東北人の強みをきっとお見せすることになろうかと思います。皆様、何とぞ、何とぞ暖かい目でお力添えください。そうすればきっと早い段階での復興を、そして子供たちの屈託のない笑顔をお届けできると私は確信しております。負けない福島、希望の火を絶やさない強い福島を是非見守ってください!何年かかるか分かりませんが、笑顔が絶えない希望の地域になるまで・・・そして私も決して負けません。私は福島県の人間です。意外と強いんです。へなちょこですが、故郷を捨てたり、絶望したりはしません。楽観視するつもりはありませんが、原発も何とかなります。きっと。そうしないと現地で被爆しながら必死の復旧を試みる方々に申し訳が立ちませんから。自衛隊の方々、警察、消防、そして東電の関係者の方々・・・何とぞよろしくお願い致します。

長々と列記してしまいましたが、上記が今の私の心境です。書ききれない言葉がたくさん涙と一緒にあふれ出しますが、湿っぽくなるのでこの辺で・・・

今日の写真は
 もうすぐ咲き始める三春の滝桜です。
実は実家の近くにあるんです。この一件が落ち着いたら行ってみたいスポットです。

今日のおススメは・・・人気のある広々間取り☆

ではまたお会いいたしましょう( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

One Response to “福島の人間として”

  • ゆうた:

    SECRET: 0
    PASS:
    一般市民がガンバらにゃイカン!

    困難をすこしずつ乗り越えていくためには、一つ一つ、
    出来ることからやっていこうと、前向きになりました。
    その一方で不安なのは分かるんですが、買い占めとか・・・。
    最近は落ち着いてきたようですが、被災された方の妨げに
    ならない様に振る舞いたいですね。

    そして日本人が今後のことに思いめぐらさないと・・・。
    と思って探してみたら、東洋史観で自分の姿を再認識するのも
    一つの手かと・・・。
    http://www.birthday-energy.co.jp/
    上のサイトなら、運命2011という電子本をの
    売り上げが義捐金として寄付されるそうです。

    しかしつくづく思うのが、大多数のシモジモの国民が一番冷静で、
    客観的な対応をしていると思うんですが、政府の人たちは
    一体どうしちゃったんでしょうかね・・・。

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